月別アーカイブ: 2019年8月

長編です。 「イタリアビール」について語ってみよう。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

普段はワイン🍷の事はよく書いておりますが、私ビールも大好きです❤️

ビールって何にでも合いますし 言ってしまえば「世の中 最強」の飲み物かもしれません( ̄▽ ̄)笑

イタリア修行時代 もしくは現在もイタリア料理(西洋料理)を食べる時にビールを飲む事はありませんが(暑い時はスパークリングワインを飲みます) それこそ喉が渇いた時にコーラが如く飲んでおり、私の中でビールの位置付けは「炭酸飲料」です( ̄▽ ̄)笑

日常的に飲んでいたので、イタリア人の友達に自分のFacebook の感想で「何でFacebook のお前の写真は いつもワインかビールを持っているんだ」と言われ、

確かに こんな写真ばっかりだったのですが本人 全くの無自覚で大爆笑しました。

さて 本題に入っていきますが、私がイタリアで1番飲んでいたのがこの写真のビール「Peroni 」(ペロー二)です。

なかなか飲みごたえのあるビールで日本で言えば「サッポロ黒ラベル」みたいな感じでしょうか?

他にも 代表的なのは「ナストロ・アズーロ」そしてイタリアで1番古い「モレッティ」でしょう。

ナストロアズーロは結構軽めでモレッティもスッキリした味わいでしたので 味の面でもペロー二が1番好きでしたが、決定打は「本社がローマ」という事だったかもしれません( ̄▽ ̄)笑

そしてよく お客様が仰るのは「イタリアは水よりワインの方が安いって本当?」と言われますが 流石にコレはありませんが…

コーラよりビールの方が安いのは本当です。

イタリアのコーラは私がよく 子供の頃に海水浴場などで売っていた 細っそい缶です、それが2.5ユーロとかします(約350円)  それに対し上のビールでも1.8ユーロくらいです(252円)

更にスーパーにはイタリアのビールではないのですがオランダとか 他の国の激安ビールがよくあります。

こんなビールなのですが 500ml缶で0.85ユーロ(119円)です。 普通に美味しいです( ̄▽ ̄)

こんなに 大きくて安いのに わざわざ 少なくて高いコーラを飲む理由が自分にはありませんでした。

やっぱり安いので特に夏場は 結構売り切れることもありまして、見つけた時には10本くらいまとめて買っていました。

そして 中にはなかなか高級なビールもありました。

このビールは私のイタリア修行時代 の後期に発売されたのですが、私は「イタリアビール最強」だと思っています

「Peroni Rossa Gran Riserva」(ペロー二 ロッサ グラン リゼルヴァ)

もう 名前だけで美味しそうです( ̄▽ ̄)笑

ビールがご覧の通りRossa(赤)で非常に濃い味わいをしています、苦味もあり ヨーロッパではこの手のビールが沢山あり 私も1番好きなビールタイプです(後ほどビールバー所でご紹介します)

非常に飲みごたえがあり 最高の一本です。

後私が個人的にもう スタイルだけで好きなビールがあります。

皆様 お分かりになりますでしょうか?

右2つのビール 名前を「Birra Roma」そう「ローマ ビール」です。

模様はモチロン私の愛してやまない「コロッセオ」の模様です。

ローマのイタリア食材の店「EATALY」で見た時は「うお〜なんだコレは!!」と思わず叫んでしまいました。

2種類あったので もう即買いでした(^^)

その後 EATALY内にある ビールバーに喉が渇いたので一杯飲みに行ったのですが。

この時私 中田英寿選手のAS ROMA時代のユニフォームを着ており

まあ 街を歩けば「ローマファン」に死ぬ程 当たるので( ̄▽ ̄)

このお兄さんも 「ロマニスタ」で 「お前凄いユニフォーム着てるな!!」と上機嫌で話しかけてくれ、ビール一杯 奢ってもらいました(^^)

中田選手は未だにローマでは英雄ですので、私 2回程 このユニフォーム姿でローマの街を歩いた事があるのですが みんな振り向いたり

店の人など「お前 よくこんなユニフォーム持ってるな!!」と話しかけてくれて メチャクチャ面白い事になります( ̄▽ ̄)

ジェラートなど もうひと玉 オマケで乗っけてくれます( ̄▽ ̄)笑

さて 案の定ですが、1回では書ききれませんでした( ̄▽ ̄)

次回に続きます(^^)

夏のイタリアが好き!!

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今朝は9/7(土)の「夏に合う白と泡で炭火焼きを喰らう会」に投稿してましたら イタリア時代の写真を見てしまい 懐かしく 気分が乗ってしまったので、「イタリアでの夏」についてお話ししようと思います。

私は海が好きです(^^)

魚釣り🎣が好きなのもありますが、三重県の鳥羽で生まれ 母の親戚が兵庫県の垂水に多くいて 幼い頃から海の近くで過ごしました。

ですので水辺が好きで 1番最初に働いた店も湖でしたが 周囲40km程の海みたいな湖でしたし、イタリアで最後に働いた店は 店の前が海水浴場でした、イタリアの8月はバカンスなので自分が住んでいたような田舎は電車もバスも普段の半分くらいの本数 になってしまい「 出かけたはいいけど帰ってこれない」という状況に陥ってしまいます。

まして暑くて 出歩くのも億劫なので よくビール片手に海を眺めていました。

そもそも この「海を眺めている」というのもイタリアで始めた事で…

自分は「ボ〜っと」している事が嫌いで 休みの日でも 嫌いな事は「家にいる事」で いつも何かしら動いています。

イタリアで生活して 初めて「ゆっくりする」という事を経験しました。

思えば イタリアで働く事を決心した時も 断崖絶壁の街のカフェのテラスでカプチーノを飲みながら 空を見ていてイタリアで働く事を決心しました。

何というか 「心の余裕」が生まれました。

私も結構 「仕事人間」で 今も「趣味=仕事」と言えるかもしれません。

しかし 私は自分の店ですし 自分の好きな「イタリア」「料理」に携わっているので「苦」では ありません。

しかし やはり「疲労」はあり 最近「ちゃんと休む」という事の重要性感じています。

イタリア人というかヨーロッパ人はこの「8月のバカンスの為に他の11カ月 働いている」と言っても過言では ありません。

そして そんなヨーロッパ人の休みの過ごし方「何もしない…」です。

とにかく ホントに何もしません。

海なら海 山なら山に行って そこで ひたすら「何もしない…」

日本人みたいに「やれ観光だ〜」とかなく ひたすら「ボ〜」っとしています。

最後に働いた店も目の前が海水浴場だったのですが、ビーチにいるのは毎日 同じメンバーです( ̄▽ ̄)笑

「よ〜毎日 毎日 飽きんな〜」とホントに思っていました。

あまりに毎日 いるので顔馴染みになってしまい 「テイクアウト」とか頼み出します。

そこで1番多かったのが「魚介のフリット」でした。

ビーチでも食べ易いですし、ビールにもワインにも合いますし まあ最高ですよね( ̄▽ ̄)笑

毎日 毎日 作りまくっていましたが、3、4人前になると油の温度が下がって ベチャベチャになるし 油を交換しないといけないし 意外とメンドくさいんです( ̄▽ ̄)

でも、このシンプルさがいいんですよね(^^)

自分も自分の料理は手の込んだ物を作りますが、自分が休みで 食べる時は こういうベタな料理がホントに食べたくなります。

こういう 「ゆっくりする」というのが「イタリアの夏」の私のイメージです。

心に余裕を持って 折角の人生を「楽しみたい」ですね(^^)

スッシー ワインイベント夏の陣 「夏に合う白と泡で炭火焼きを喰らう会」

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

当店の「季節ワインイベント」夏の陣

「夏に合う白と泡で炭火焼きを喰らう会」を開催させて頂きます。

今年も暑いですね

こんな時は「スッキリ」「キリリと冷えた」白ワインやスパークリングワインが飲みたいものです….

私も夏になり 「スッキリ」としたワインを好んで飲んでいます。

そんな中 私セレクトの「夏に合うワイン達」をご用意致します。

既に幾つかは到着しております(^^)

この後 目玉のスパークリングワインも到着します。

そして 当店 当然 お食事も張り切って参ります(^^)

メインは「魚介の炭火焼き」 そこに 前菜盛り合わせ、パスタ、魚介のフリットなどを予定しております。

私がイタリアで過ごした夏のイメージを皆様にも味わって頂きたいと思います。

お陰様で もう会を開催できる人数はお集まり頂いております。

あと若干名 お店に入れるだけ 募集したいと思いますので、ご興味のある方は 是非お問い合わせください。

皆様御参加お待ちしております(^^)

ご予約お問い合わせ                                                                                         〒464-0074     名古屋市千種区仲田2丁目13-1 SKビル1F

Tel 052-761-3308  毎週木曜日定休日

地下鉄 東山線     池下駅より3分 今池駅より5分

真実の言葉に勝る 説得力は無し。

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

私 常日頃 「店を良くする事」を考えております。

当店の良いところはレスポンスが軽く、「思いついたら即行動」ができる事です。

ですので 今回もチョチョっと2、3変更しました。

まずは 表の立て看板を書き直しました。

Continue reading

ワインもバッチリチャージ 「お盆期間中休まず営業します」

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

お盆休みが始まりました、この長い休みが私達 飲食業、接客業に携わる人間にプラスに働くのか… マイナスに働くのか… さっぱり見当がつきません…

そんな中 昨日はランチ、ディナーとも 大変賑わい嬉しく思います(^^)

昨日は ほぼ常連様、知ったお顔の方々でした。

まあ、いつもなのですが 常連様に助けて頂きます。

当店はゴールデンウィーク、お盆、お正月など全て営業していますので、お客様に「ここだったらやってると思った」とお越し頂くと、自分のやっている事を評価して頂いた気分になり 非常に嬉しく思います(^^)

ただ 昨夜も 前日の御予約は1組様 だけでしたので 余裕をかましておりましたが、当日になり「今夜って空いてますか?」攻撃で フル満席、アルバイトさんもお願いしてなかったので 1人営業となりました。

有難い事ですが お客様をお待たせすることになってしまいますので、早目にご予約頂けると有難いのですが…

ムリなんでしょうね( ̄▽ ̄)笑

折角 御来店頂けるので、可能な限りお受け致します(^^)

ワインはタップリあります( ̄▽ ̄)

最近 自分のワイン趣味も幅が広くなってきて、お客様に色々おススメしております。

是非 色んなワイン そしてマリアージュをお楽しみください(^^)

本日も張り切って参ります(^^)

ご予約お問い合わせ                                                                                         〒464-0074     名古屋市千種区仲田2丁目13-1 SKビル1F

Tel 052-761-3308  毎週木曜日定休日

地下鉄 東山線     池下駅より3分 今池駅より5分

「ワイン試飲会」の時はフランス🇫🇷ワインも飲みます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

「スッシー のワイン話し」 今回は試飲会お話しをさせて頂きたいと思います。

当店イタリアワインしか置いておりません…が… 今回はフランスワインの試飲会に行って参りました( ̄▽ ̄)

いつも 御世話になっております「ワインの稲葉」さんです。

当店はイタリアワイン🍷しか置いておりませんが、自分の「知識」としてちゃんと他所の国のワインを理解して 評価し「それでもやっぱりイタリアワインが好き🍷」という風でありたいと思っています。

なので 逆にイタリアワイン以外の試飲会に行ったり、色んな国のワインがある場合 「敢えてイタリアは1番最後」に試飲します。

まあ 、ココでお世辞を言うわけではないですが(社長お元気ですか〜?( ̄▽ ̄)笑)

私は稲葉さんのワインは非常にクオリティが高いと思っていますし、試飲会も色んな所にお邪魔しますが ホントにトップクラスだと思います。

社長を始め、社員さんも実にいい顔つきをされていて 実にやる気を感じる会社です。

そんな稲葉さんの試飲会 「生産者来日セミナー」なども ほぼ行かせて頂いており、イタリア人の場合はセミナーの前に生産者を取っ捕まえ?て喋り倒して、セミナーは最前列のど真ん中、そして 終わったら又 喋り倒して写真を撮ってもらうというのが私のパターンです。

その時は150、160種類くらいの色んなワインが試飲でき それはそれで楽しいのですが、私が自分の為になる本当に好きな試飲会は 稲葉さんの本社でやる 今回のような「ミニ試飲会」です。

毎回 テーマが決まっているので、同じような系統のワインが揃っているので、比較が容易です。

今回も白は「シャルドネ」、赤は「ガメイ」と同じ葡萄のワインを飲み比べました。

そうすることで「こんなに変わるか…」と思ったり、「方向性」が見えてきたりします。

大体30種類くらいなので 飲み過ぎる事もありません( ̄▽ ̄)笑  あんまり飲むと夜の営業がキツくなるので… ^_^;

そして 今回のお気に入りのワイナリーさんです。

どのワインも甲乙つけ難い レベルで全種類美味しかったです(^^)

稲葉さんの良いところは もちろん高額なワインもありますが、非常にリーズナブルですが美味しいワインが多い事です。

社長が自らの足で探してこられたワイナリーが多いので 今ではメジャーなワイナリーも昔からお付き合いされていて 発掘されています。

私は「オーパス ワン」や「スーパートスカーナ」など あまり興味がありません… 名前先行で バカ高くなってしまったワインには興味はありません。

もし それを飲まれる気があるのでしたら「半額で私が選んだワインを飲んで頂けませんか?」というのが私の決まり文句です。

私もワインを飲み始めた頃はよく分かってなかったので「メジャーなワイン」「メジャーな品種」「DOCGのワイン」などを飲んでいました。

今自分にとって それらは「どうでもいい」事です。

私は試飲する時 「価格」などはほとんど見ません、まず 飲んで「美味いかイマイチか…」を感じた後に「おっコレは!!」と思った時に 自分で価格を予想します。

コレは店に持ってきてくれた時もそうで、まず飲んでから「コレ 幾らくらい?」と言い当てます、大体「何十円」の誤差の範囲で当たります。

そこを 外れた物 又は納得したワインを 私は買います。

そうすることで 余計な先入観に捉われず 「自分の価値」で評価できます。

ですから 私は「自分が飲んだ物以外は買わない」のです。

自分が飲んでもいないものをお客様におススメできませんし、私の売りでもある「マリアージュ」などできる訳がないからです。

その為にも イタリア以外のワインも積極的に飲み 自分の「経験値」をあげようと「日夜飲んでいます( ̄▽ ̄)」という 飲む言い訳です( ̄▽ ̄)笑

これからもお客様に「私 納得のワイン」を楽しんで頂きたいと思います(^^)

「カルボナーラ」の威力。

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

おかげさまで連日 出ております「カルボナーラ エクストラ」と「ローマホントのカルボナーラ」ですが、ランチメニューを作ってから出る数が圧倒的に増えました。

特に「ローマのホントのカルボナーラ」は卵を3つ使うので オーダーが重なるとあっというまに卵が無くなります。

先日もランチ終わりに買い出しで卵を買ったのに 営業終わりに卵だけ買いに深夜のイオンに行ってきました( ̄▽ ̄)

最近 思いますのは やっぱり「カルボナーラ」という知名度は抜群だという事と やはり 今これだけテレビで毎日のようにイタリアの番組をやっているのですが、「カルボナーラはクリームパスタ」という認識が強い事です。

そこで「カルボナーラはあまり好きじゃない」と仰られるお客様も少なくありません。

そんな方にこそ 当店の「カルボナーラ」を食べて頂きたいと思っています(^^

最近 にも増して「イタリアに行かれた事のある方」「イタリアに行かれる方」が多く御来店頂いております。

そしてワイン好きのお客様に私のオススメワインを飲んで頂き「私のマリアージュ」をお楽しみ頂いております。

「気取らずに楽しんで頂く」このコンセプトで間違いは無いと確信しております。

皆様に「イタリアを感じて楽しんで頂く」コレを念頭に 突き進んで行きます。

やはり強いのは「口コミ」のお客様です。

やはり ジワジワと増えますので時間はまだまだかかると思います…

お越し頂いたお客様 皆様に楽しんで頂けるように今日も1つ1つやって行きたいと思います。

今日も暑いですが張り切って参ります(^^)

ご予約お問い合わせ                                                                                         〒464-0074     名古屋市千種区仲田2丁目13-1 SKビル1F

Tel 052-761-3308  毎週木曜日定休日

地下鉄 東山線     池下駅より3分 今池駅より5分

 

生パスタ 作りはイタリアの思い出。

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

自分の好きな仕込み作業の1つに「生パスタ作り」が あります。

イタリアでの修行時代 色んな生パスタを作りました。

イタリアは地域によって さまざまなパスタがあり 自分も作った事の無い、食べた事が無い… まして 見た事すら無い… というパスタが まだまだ沢山あります。

そして 生地の作り方もバラバラです。

粉の配合、1種類しか使わないのか… ブレンドするのか… オリーブオイルを入れるのか入れないのか… 北イタリアでは「生クリーム」を入れた事もありますし、土地やシェフの好みで ホントにまちまちで1つとして 同じレシピは無かったです。

そして 機械も様々で… 一般的なのが 私も持っている物です。

ハンドルを挿して 「キコキコ」と手で回します( ̄▽ ̄)

まあ、この手で回すのが「風情?」があっていいのですが、流石にレストランの仕込みでチンタラチンタラ「風情」を感じている場合ではないので、「電動アタッチメント」があり、ローラーを電動で回します。

そうすると両手が空くので かなりスピードアップできます。

この機械でも北イタリアで働いた時に とんでもなく大きい パスタマシーンを使った事があります。

写真が無いのが残念ですが 高さ80cm位でとんでもなくゴツくて重くて、専用の台車に載せてありました、とてつもなく高性能でローラーの滑らかさ、できるパスタの種類など段違い… そして 大体「ウイーん…」といううるさい音がするのですが この機械は「スー……」とメチャクチャ滑らかな音がしており シェフが「コレはパスタマシーンのメルセデス ベンツだ( ̄▽ ̄)」と言っておりましたが、何の異議もありません( ̄▽ ̄)笑

あの機械 一体 幾らしたんでしょうね^_^;

そして 自分の最大の楽しみとしてはこの機械を買った時に 「コレで餃子作れるやん…」と思い 餃子を作っていました。

海外生活の最大の難点は「食事」です。

流石に6年もいれば 大分平気でしたが、それでも「疲れた時」や「気分が落ち込んだ時」などやはり 「和食」とはいかないですが「お好み焼き」「カツ丼」「ラーメン」など こうジャンク的な物が食べたくなります。

私達 料理人はその辺を自分達で何とかできるので随分 楽だったのではないでしょうか?

餃子にしても 皮は生パスタと餡は「サルシッチャ」の研究から始まりました。

何回か作っていると「サルシッチャにはコレでいいけど 餃子の餡にするなら もう少し脂が多い方がいい」とか 色々研究して 色んな配合を試しました。

私の料理の最大のポイントである「ブロード」 あれなど そのままラーメンスープにできます。

私の料理の原点はこういった「遊び」から始まりました。

自分達のご飯を より充実させる為に「材料が無い所で いかに捻り出すか?」と毎回 苦心しました、その経験が今に生きています。

何でも すぐに買えてしまう日本にずっといたのでしたら 今の私のこの感覚は生まれなかったと思います。

私はイタリアに行き もちろん先々のレストランで教わる事も重要でしたが、「イタリアで自分で何とかする」という事を実体験したのが 自分の本当の力になったと思います。

それとイタリア人達と付き合い「イタリア文化」を肌で感じれた事です。

それが、今の自分の店の原動力です。

当店は「ただ料理を出す店」では ありません。

お客様と「楽しんで食事をして頂く」店に これからもしていきます。

本日も「イタリアパワー全開」で参ります。