SUSCIのイタリア話

イタリア人は頑固ちゃん。イタリア料理の法則。

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今回当店のランチの看板メニューであります。ローマ名物豚バラの香草焼き「ポルケッタ」のトマトソースについて語ってみます。

今回は「ポルケッタとキャベツのトマトソース」です。

ポルケッタが元々美味しいのですが、そこに 私の料理の素である 「ブロード」を入れるのですが、このポルケッタに関しては違う物を入れております。

写真の下側 お分かりになりますでしょうか?

実はこれ ポルケッタを作る際に出る「脂」です。

コレを再抽出しまして パスタに入れております。

侮るなかれ、この脂を入れる入れないで大違いです。

旨味とコクが全く違います、基本 私の料理は こういう細かい所が違います、ホンの少し 他の料理人の方と違います、しかし この「ホンの少し」が大きな味の違いを生み出します。

さて 本題ですが、この「ポルケッタのパスタ」イタリアには ありませんし、この「キャベツを入れる」という物も存在しません。

存在しない理由は「こういう風に食べる物じゃないから」です( ̄▽ ̄)笑

「なんじゃ それ?」と思われるかもしれませんが 事実そうなんです( ̄▽ ̄)笑

イタリア人は非常に保守的な民族で、それは南に行けば行くほど その傾向は顕著になります。

なので「このメニューはこういう物!!」というラインから逸脱しません。

そこにオリジナル性など 要らないのです。

ポルケッタも本来 スライスして野菜と挟んで食べるパニーノ「ポルコット」が主流です。

後は スライスやブロックにカットして食べる「メインディッシュ」的な食べ方です。

なので「細かく切ってパスタに入れる」などと思いもしないのです。

メッチャクチャ美味しいんですけどね( ̄▽ ̄)

更に その「パスタに入れない」の私のイタリアでの思い出代表格エピソードがあります。

イタリアに「カーヴォラ ヴェルザ」という「ちりめんキャベツ」があります。

歯が白菜の様に ヒダヒダになっているキャベツと思ってください。

私 それをアンチョビで炒めてパスタの具材にしてみました、ヒダヒダが絡んで とても美味しいです(^^)

メチャクチャ美味しかったので 私みんなにも食べて貰おうと 自腹で買って店の賄いで作りました 。

すると… 全員 食べるのを拒否しました( ̄▽ ̄)

「お前 なんでキャベツなんかパスタに入れるんだ?」「いや 試してみて美味しかったから!! チョット食べてみてよ!!」「キャベツはパスタに入れる物じゃない…」「いや… でも… マジ美味いから食べてみてよ!!」「パスタはキャベツに入れる物じゃない!!」…

まさかの全員拒否… ホントに誰も一口も食べてくれませんでした…

日本でしたら、みんな 文句言いながらでも 食べてくれそうなもんですが…

10人分位のパスタが丸残りしました(´;ω;`)

日本人は まず 焼きそばが ありますし「春キャベツのペペロンチーノ」なんて言うのも よく見かけますよね、イタリアはそう言う創作料理がホントに少ないんですよね…

だから試そうとも食べようともしません。

ホントに頑固な人達なんです( ̄▽ ̄)笑

まあ でも だから ああいう「国」が残っているんだと思います。

自分は「イタリアはそれでいい!!」と思っています(^^)

でも このポルケッタパスタはメチャクチャ美味しいので 皆様は是非召し上がって下さい(^^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー当店の事を詳しくは店舗画面トップから

当店ホームページを御覧下さい。

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イタリアビールについて語ってみた、その2

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

その1から大分 空いてしまいましたが…夏の間に書いてしまおうと思い やっと続編を書きます( ̄▽ ̄)

さて 今回はイタリアの「ビールバー」について書きたいと思います。

私が主に飲んでいましたのがフィレンツェにあるビールバーと当時私が住んでいたトスカーナ州の海辺の街「チェーチナ マーレ」という街です。

ドイツ系のビールの生ビールが あり もうメッチャ美味しかったです。

日本人は「スッキリした味わい」を好むので「スーパードライ」がもう何年も1位ですが、私は飲みごたえのあるビールが好きなので、ドイツのガツンとくる味わいは非常に好みでした(^^)

その中でも イタリアに行って好きになったのが「赤ビール」です。

前回の最後に登場しましたが 黒ビール程の苦味はなく しかしコク 旨味が非常にあり 実に飲みごたえが あります。

色んな種類のビールがあるのですが 最初にこの「赤系」のビールを飲んでしまうと もう他のビールが飲めなくなってしまい、「最後まで赤で通す」という事態に陥ります( ̄▽ ̄)

それほど 飲みごたえのある 私の愛してやまないビールです。

そして 私が昼に飲むのに ハマったビールが「シャンディガフ」です。

コレはフィレンツェに住んでいる私の友人に教えてもらったのですが、彼女は日本人ですが 最初にイギリスに住んでいて イギリスでよく飲んでいたそうです。

彼女は本気で飲めば恐らく自分よりお酒が強い なかなかの猛者で( ̄▽ ̄)笑

彼女と会うときは 昼から飲みっぱなしになります。

ランチどこかで飲んで 食べて 終わったらビールバーで数杯飲み その後 彼女の家で自分が 何か作って そこで又 ワインを2、3本開けるというパターンでした。

そんな彼女に連れて行かれて フィレンツェのビールバーでシャンディガフを教えてもらいました。

私も知らなかったのですが、手前の黒ビールのタイプと奥が彼女の通常シャンディガフで、黒の方は 何か違う名前だったと思うのですが…ロンドンなんちゃら…とかブルックリンなんちゃら… とか 忘れてしまいましたが、私は黒ビールタイプの方が好きでした( ̄▽ ̄)

その後 日本でも飲んだのですが もう全然ダメでした… モヒートとかも飲んでも イタリアで飲んでたのと全然違うんですよね…

この辺のは専門ではないので 何による違いなのかはよく分かりませんが…

まあ 材料が違うんでしょうね… モヒートとかは まずミントの量が圧倒的に違いますし…

日本なんか ミント葉っぱ3枚くらいしか入ってませんもんね…( ̄▽ ̄)

料理も そうですが 日本は材料をケチり過ぎです。

美味しい物を作るコツは「材料をふんだんに使う事」だと私は思っています。

シャンディガフもベースのビールがやっぱり美味しいんでしょうね…

又 イタリアで飲んだくれれる日がくる事を考え 毎日 張り切って参ります(^^)

長編です。 「イタリアビール」について語ってみよう。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

普段はワイン🍷の事はよく書いておりますが、私ビールも大好きです❤️

ビールって何にでも合いますし 言ってしまえば「世の中 最強」の飲み物かもしれません( ̄▽ ̄)笑

イタリア修行時代 もしくは現在もイタリア料理(西洋料理)を食べる時にビールを飲む事はありませんが(暑い時はスパークリングワインを飲みます) それこそ喉が渇いた時にコーラが如く飲んでおり、私の中でビールの位置付けは「炭酸飲料」です( ̄▽ ̄)笑

日常的に飲んでいたので、イタリア人の友達に自分のFacebook の感想で「何でFacebook のお前の写真は いつもワインかビールを持っているんだ」と言われ、

確かに こんな写真ばっかりだったのですが本人 全くの無自覚で大爆笑しました。

さて 本題に入っていきますが、私がイタリアで1番飲んでいたのがこの写真のビール「Peroni 」(ペロー二)です。

なかなか飲みごたえのあるビールで日本で言えば「サッポロ黒ラベル」みたいな感じでしょうか?

他にも 代表的なのは「ナストロ・アズーロ」そしてイタリアで1番古い「モレッティ」でしょう。

ナストロアズーロは結構軽めでモレッティもスッキリした味わいでしたので 味の面でもペロー二が1番好きでしたが、決定打は「本社がローマ」という事だったかもしれません( ̄▽ ̄)笑

そしてよく お客様が仰るのは「イタリアは水よりワインの方が安いって本当?」と言われますが 流石にコレはありませんが…

コーラよりビールの方が安いのは本当です。

イタリアのコーラは私がよく 子供の頃に海水浴場などで売っていた 細っそい缶です、それが2.5ユーロとかします(約350円)  それに対し上のビールでも1.8ユーロくらいです(252円)

更にスーパーにはイタリアのビールではないのですがオランダとか 他の国の激安ビールがよくあります。

こんなビールなのですが 500ml缶で0.85ユーロ(119円)です。 普通に美味しいです( ̄▽ ̄)

こんなに 大きくて安いのに わざわざ 少なくて高いコーラを飲む理由が自分にはありませんでした。

やっぱり安いので特に夏場は 結構売り切れることもありまして、見つけた時には10本くらいまとめて買っていました。

そして 中にはなかなか高級なビールもありました。

このビールは私のイタリア修行時代 の後期に発売されたのですが、私は「イタリアビール最強」だと思っています

「Peroni Rossa Gran Riserva」(ペロー二 ロッサ グラン リゼルヴァ)

もう 名前だけで美味しそうです( ̄▽ ̄)笑

ビールがご覧の通りRossa(赤)で非常に濃い味わいをしています、苦味もあり ヨーロッパではこの手のビールが沢山あり 私も1番好きなビールタイプです(後ほどビールバー所でご紹介します)

非常に飲みごたえがあり 最高の一本です。

後私が個人的にもう スタイルだけで好きなビールがあります。

皆様 お分かりになりますでしょうか?

右2つのビール 名前を「Birra Roma」そう「ローマ ビール」です。

模様はモチロン私の愛してやまない「コロッセオ」の模様です。

ローマのイタリア食材の店「EATALY」で見た時は「うお〜なんだコレは!!」と思わず叫んでしまいました。

2種類あったので もう即買いでした(^^)

その後 EATALY内にある ビールバーに喉が渇いたので一杯飲みに行ったのですが。

この時私 中田英寿選手のAS ROMA時代のユニフォームを着ており

まあ 街を歩けば「ローマファン」に死ぬ程 当たるので( ̄▽ ̄)

このお兄さんも 「ロマニスタ」で 「お前凄いユニフォーム着てるな!!」と上機嫌で話しかけてくれ、ビール一杯 奢ってもらいました(^^)

中田選手は未だにローマでは英雄ですので、私 2回程 このユニフォーム姿でローマの街を歩いた事があるのですが みんな振り向いたり

店の人など「お前 よくこんなユニフォーム持ってるな!!」と話しかけてくれて メチャクチャ面白い事になります( ̄▽ ̄)

ジェラートなど もうひと玉 オマケで乗っけてくれます( ̄▽ ̄)笑

さて 案の定ですが、1回では書ききれませんでした( ̄▽ ̄)

次回に続きます(^^)

夏のイタリアが好き!!

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今朝は9/7(土)の「夏に合う白と泡で炭火焼きを喰らう会」に投稿してましたら イタリア時代の写真を見てしまい 懐かしく 気分が乗ってしまったので、「イタリアでの夏」についてお話ししようと思います。

私は海が好きです(^^)

魚釣り🎣が好きなのもありますが、三重県の鳥羽で生まれ 母の親戚が兵庫県の垂水に多くいて 幼い頃から海の近くで過ごしました。

ですので水辺が好きで 1番最初に働いた店も湖でしたが 周囲40km程の海みたいな湖でしたし、イタリアで最後に働いた店は 店の前が海水浴場でした、イタリアの8月はバカンスなので自分が住んでいたような田舎は電車もバスも普段の半分くらいの本数 になってしまい「 出かけたはいいけど帰ってこれない」という状況に陥ってしまいます。

まして暑くて 出歩くのも億劫なので よくビール片手に海を眺めていました。

そもそも この「海を眺めている」というのもイタリアで始めた事で…

自分は「ボ〜っと」している事が嫌いで 休みの日でも 嫌いな事は「家にいる事」で いつも何かしら動いています。

イタリアで生活して 初めて「ゆっくりする」という事を経験しました。

思えば イタリアで働く事を決心した時も 断崖絶壁の街のカフェのテラスでカプチーノを飲みながら 空を見ていてイタリアで働く事を決心しました。

何というか 「心の余裕」が生まれました。

私も結構 「仕事人間」で 今も「趣味=仕事」と言えるかもしれません。

しかし 私は自分の店ですし 自分の好きな「イタリア」「料理」に携わっているので「苦」では ありません。

しかし やはり「疲労」はあり 最近「ちゃんと休む」という事の重要性感じています。

イタリア人というかヨーロッパ人はこの「8月のバカンスの為に他の11カ月 働いている」と言っても過言では ありません。

そして そんなヨーロッパ人の休みの過ごし方「何もしない…」です。

とにかく ホントに何もしません。

海なら海 山なら山に行って そこで ひたすら「何もしない…」

日本人みたいに「やれ観光だ〜」とかなく ひたすら「ボ〜」っとしています。

最後に働いた店も目の前が海水浴場だったのですが、ビーチにいるのは毎日 同じメンバーです( ̄▽ ̄)笑

「よ〜毎日 毎日 飽きんな〜」とホントに思っていました。

あまりに毎日 いるので顔馴染みになってしまい 「テイクアウト」とか頼み出します。

そこで1番多かったのが「魚介のフリット」でした。

ビーチでも食べ易いですし、ビールにもワインにも合いますし まあ最高ですよね( ̄▽ ̄)笑

毎日 毎日 作りまくっていましたが、3、4人前になると油の温度が下がって ベチャベチャになるし 油を交換しないといけないし 意外とメンドくさいんです( ̄▽ ̄)

でも、このシンプルさがいいんですよね(^^)

自分も自分の料理は手の込んだ物を作りますが、自分が休みで 食べる時は こういうベタな料理がホントに食べたくなります。

こういう 「ゆっくりする」というのが「イタリアの夏」の私のイメージです。

心に余裕を持って 折角の人生を「楽しみたい」ですね(^^)

生パスタ 作りはイタリアの思い出。

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

自分の好きな仕込み作業の1つに「生パスタ作り」が あります。

イタリアでの修行時代 色んな生パスタを作りました。

イタリアは地域によって さまざまなパスタがあり 自分も作った事の無い、食べた事が無い… まして 見た事すら無い… というパスタが まだまだ沢山あります。

そして 生地の作り方もバラバラです。

粉の配合、1種類しか使わないのか… ブレンドするのか… オリーブオイルを入れるのか入れないのか… 北イタリアでは「生クリーム」を入れた事もありますし、土地やシェフの好みで ホントにまちまちで1つとして 同じレシピは無かったです。

そして 機械も様々で… 一般的なのが 私も持っている物です。

ハンドルを挿して 「キコキコ」と手で回します( ̄▽ ̄)

まあ、この手で回すのが「風情?」があっていいのですが、流石にレストランの仕込みでチンタラチンタラ「風情」を感じている場合ではないので、「電動アタッチメント」があり、ローラーを電動で回します。

そうすると両手が空くので かなりスピードアップできます。

この機械でも北イタリアで働いた時に とんでもなく大きい パスタマシーンを使った事があります。

写真が無いのが残念ですが 高さ80cm位でとんでもなくゴツくて重くて、専用の台車に載せてありました、とてつもなく高性能でローラーの滑らかさ、できるパスタの種類など段違い… そして 大体「ウイーん…」といううるさい音がするのですが この機械は「スー……」とメチャクチャ滑らかな音がしており シェフが「コレはパスタマシーンのメルセデス ベンツだ( ̄▽ ̄)」と言っておりましたが、何の異議もありません( ̄▽ ̄)笑

あの機械 一体 幾らしたんでしょうね^_^;

そして 自分の最大の楽しみとしてはこの機械を買った時に 「コレで餃子作れるやん…」と思い 餃子を作っていました。

海外生活の最大の難点は「食事」です。

流石に6年もいれば 大分平気でしたが、それでも「疲れた時」や「気分が落ち込んだ時」などやはり 「和食」とはいかないですが「お好み焼き」「カツ丼」「ラーメン」など こうジャンク的な物が食べたくなります。

私達 料理人はその辺を自分達で何とかできるので随分 楽だったのではないでしょうか?

餃子にしても 皮は生パスタと餡は「サルシッチャ」の研究から始まりました。

何回か作っていると「サルシッチャにはコレでいいけど 餃子の餡にするなら もう少し脂が多い方がいい」とか 色々研究して 色んな配合を試しました。

私の料理の最大のポイントである「ブロード」 あれなど そのままラーメンスープにできます。

私の料理の原点はこういった「遊び」から始まりました。

自分達のご飯を より充実させる為に「材料が無い所で いかに捻り出すか?」と毎回 苦心しました、その経験が今に生きています。

何でも すぐに買えてしまう日本にずっといたのでしたら 今の私のこの感覚は生まれなかったと思います。

私はイタリアに行き もちろん先々のレストランで教わる事も重要でしたが、「イタリアで自分で何とかする」という事を実体験したのが 自分の本当の力になったと思います。

それとイタリア人達と付き合い「イタリア文化」を肌で感じれた事です。

それが、今の自分の店の原動力です。

当店は「ただ料理を出す店」では ありません。

お客様と「楽しんで食事をして頂く」店に これからもしていきます。

本日も「イタリアパワー全開」で参ります。

涙する一杯…

おはようございます。名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

この数日は汗ばむ位の陽気でしたね。

こんな時は「シュワっと」スパークリングでも飲みたい物で(^^)

そんな昨日 私にとって非常に心揺さぶられる事がありました。

ランチに「ガス入りの水」を御注文されたお客様がいらっしゃったのですが…

私 イタリアにいる時はガス入りの水ばかり飲んでいました。

オリーブオイルたっぷりの料理などを洗い流してくれるのに「ガス入りの水」っていいんですよね…

更に私が良くやっていたのが「安い調理用のワインをガス入りの水で割る」ということです。

自慢にもなりませんが ローマで働いていた時 毎日飲みながら働いていたのですが、さすがにワインをがぶ飲みしていては働けなくなりますし、「その飲むワインどこから持ってくるんだ?」って話しですが、賄いの時に他のイタリア人が余り物のワインをガス入りの水で飲み出して「えっなんで折角のワインを水で割るんだ?」と聞くと「こうやって飲むとスッキリして飲みやすくなるんだ」と言っていましたが、当たり前ですが 決して美味しい物ではありません。

当初は「え〜何がいいねん こんなモン…」と思っていましたが、厨房にあるワインと言えば調理用の安いワイン… 自分が勝手に飲めるのはこれだけでした、安いワインなので当然美味しくなくて 逆にこのガス入りの水で割った方が飲めるという事が分かり まして季節は丁度今くらいで暑くなってきた所だったので シュワシュワしてるし軽いし酔っ払わないので まさに仕事しながら飲むには最適でした。

因みにこの割って飲む飲み方を「Frizzantino」(フリッザンティーノ)言います。

以来 毎日 飲みながら仕事するようになり 当然ながら 調理酒の減り方が異常になりました。

割って飲むので 白より赤の方が好きで赤ばっかり無くなりますし、もう公然秘密というかみんな知ってるので「おい お前の水は何でいっつも色がついてるんだ?」とよく笑い合ってました。

私の楽しいイタリアでの思い出が詰まったローマ、そしてイタリア人の友達…

後ろの壁にその時住んでいた街の写真を飾っているのですが それを見て本当に「涙」が出てきました。

自分でも まさか賄いを食べていて こんな安っすい飲物で涙を流すとは思いませんでした…

しかし この時の自分にはどんな高級ワインより心を揺さぶられるワインでした。

「人の心を揺さぶる」というのは正にこういう事を言うのだろうな… と思いました。

ただ単に「美味しい」「高い」ではなく 「如何に自分の心にリンク」するか…

私は モチロンそれなりに食材、材料にはこだわっておりますが「メチャクチャ高級食材」は使っておりません。

モチロン いい食材は高いですし、美味しいです。

しかし 自分の中で「気軽に楽しんで頂ける店」をコンセプトにしているので 超高級食材は使えません。

それでも「人の心に残る」料理は作れると思います。

そして私「スッシー 」という唯一無二の「エッセンス」があります。

これからも「人の心に残る」料理をそして店になりたいと思います。

新兵器 登場。

おはようございます。池下の「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

いよいよクリスマスですね🎅

皆様 御予定はお決まりですか?

皆様 それぞれに楽しいクリスマスをお過ごし下さい(^^)

当店も本日は「持ち込みワイン会」

明日は「マッチングパーティー」と イベントが続きます。

25日は通常営業となっております。

カップルの御予約は入っておりませんので 皆様 御気楽にお越し下さい(^^)

さて そんな中 新兵器が登場しました。何が新兵器かと言うと、お肉の下にある 白いクリーム状の物を作る機械です。「エスプーマ」と言うのですが、本来はドルチェでムースを作る 機械ですが、私はジャガイモのムースを作ります。

コレに抜群に合うのが上のような「骨付き豚バラ肉の赤ワイン煮込み」のような 「煮込み料理」です。

ステーキとかの 歯応えのある料理よりも 4、5時間かけて「トロットロ」になるまで煮込んだお肉料理に「ふんわり」としたムース状のジャガイモが良く合います(^^)

物の性質上 日持ちがしなく すぐに対応出来るものではないので 「貸し切りパーティー」や「ワイン会」の時などしか 登場出来ないと思いますが。

皆様 ご機会があれば 食べてみて下さい(^^)

それでは 今日も張り切って参ります(^^)

ご予約お問い合わせ〒464-0074 名古屋市千種区仲田2丁目13-1 SKビル1F

Tel 052-761-3308 毎週木曜日定休日

地下鉄東山線池下駅より3分今池駅より5

I vini (ワイン)というもの…2

前回のブログから大分間隔が空いてしまいましたが…^_^;  昨日Montepulciano d’Abruzzo の生産者Barone Cornacchiaのオーナーの来日セミナーがあり久しぶりにイタリア語を喋り気分が乗って来たので久しぶりに書こうと思い立ちました。

今まで幾つかのセミナーに参加させて頂きましたがイタリアは家族でワイナリーを経営されている方々が多く 皆それぞれ父 祖父への尊敬 感謝の言葉を口にします。それだけ 自分たちの仕事 家族に誇り信念を持って取り組んでいます。 その志しは尊敬します(^^)
そんなワイン達ですが 話しをイタリアに戻しますが 私イタリアで毎日飲むのは当たり前 1日2本くらい飲んでいましたが…

結構嬉しかったり勉強になったのがイタリアお客様が注文されたワインを結構残されて帰られます。 1/5とか グラス半分位とか… 私最初に働いていた店でそういうワインは全て私の元に来るようなシステムを作り上げておりました( ̄▽ ̄)笑一緒に働いていたメンバーですが イタリア人達常にお腹を減らしており よく「スッシーお腹空いたからなんかくれ!!」と言ってきます。仕事中なので日本では考えられないコトですがTorattoriaレベルの店では珍しくもなんともありません( ̄▽ ̄)

私も最初は腹が立っていましたが そのうち感覚が麻痺してきてチョコチョコあげていたんですが そのうちみんな自分がワインいや酒好きなのを認識しだして「スッシーコレお客さんが残したからあげるよ」と自分の所に持ってきてくれるようになり そうすると結構いいワインが飲めたりしていました。 そのうち「セレナおいでおいで」とホールの女の子を呼び「な〜にスッシー?」「俺 喉が渇いちゃった…」「スッシー私 お腹減った…」すっと肉を出す自分… 「ニヤっ…」と笑うセレナ トコトコと何処かに行って帰って来る彼女の手にはワインボトルが…「サルーテ」(イタリア語で乾杯の意味)とグラスを合わせカウンターの下で隠れて飲んでいたものでした( ̄▽ ̄)私

そんなこんなで色々なワインを飲めて美味しかったりするとホール長のヤツに「コレ美味いね」「あ〜コレはイイワインだぞ」と色々教えてくれ「コレは隣の町で作ってるワインだぞ」「へ〜あんなとこでワイン作ってるの?」と色々と知識を深めていきました。

スーパーでも手頃な値段のワインは片っ端から買って行って あらかた飲み終えたら違うスーパー又 違うワイン屋と品種や産地を頭に叩き込んで行きました。

そしてイタリア語もチョット話せるようになるとワインショップの人と話したり前述のFrascatiなどの産地に赴き自分なりの知識を深めていきました。

そしてココで一大決心をし遂に愛する慣れ親しんだローマを離れることになります。

ココで又 ワインへの知識が膨らむコトとなります。

次回は「北イタリア編」をご紹介します。

I Vini… ワインというもの…

皆様 ワイン🍷はお好きですか?
私は大好きです( ̄▽ ̄)笑
イタリアにいた頃は一時「毎日2本」飲んでました。 赤白スパークリング問わず ビールはコーラの扱いでした

しかし そんな私も最初から飲んでたワケでは無く
イタリアに行った当初は どちらかと言うとビールを飲んでいました。
日本にいた頃は あんまりワインを飲みつけてなかったのと やはり値段が高かったのが原因でした。

しかしイタリアに渡りそこらのスーパーでも2、3ユーロ(300〜400円)で普通に美味しいワインを売っているので だんだんワインにシフトしていき イタリアに渡って2ヶ月後には ほとんどワインを飲むようになっていました。

そうしているウチに葡萄畑🍇やワイナリーを見たくなり、当時一緒に働いていた日本人の子と一緒にとあるワインの産地に行く事にしました。
それがローマの南東にある街「Frascati」(フラスカーティ)です。

Frascatiのワインは日本で働いていた店でも使っていて 「その産地に自分が来る事になるなんて…」とまだまだイタリア生活に慣れていなかったので感動したのを覚えています。
何より感動したのが「前菜の盛り合わせ」
もう「ワイン飲めや!!」と言わんばかりのラインナップ!! 雄大な景色を見ながらキリリと冷えた白ワインを飲みながら 小高い丘の坂の途中にある店の外で食べる。

この気持ち良さは格別で「これがイタリアの生活だ!!」と感動したのを覚えています。

この時の体験がキッカケで 今の自分の店でも前菜にこだわるようになり「イタリアの前菜セット」「シェフのおまかせ前菜セット」魚介の前菜セット」などをメニュー化しました

自分が開店した理由の1つがエラそうな言い方かもしれませんが「ホントのイタリアの生活を知って欲しい」というコトにあります。
ウチに初めてお越し頂いたお客様がよく言われるのが「ココはコース料理じゃないんですか?」とよく言われます。

それに対する僕の答えはいつも「お客様イタリア料理はコース料理じゃありませんウチはグラスワイン1杯生ハム1枚からオッケーです」
といつも言っています。
ウチの周りでもコース1本やっているお店が多いですし ウチも頼まれればやりますが基本はアラカルトです。
自分の店のコンセプトとして「イタリアンに行くということはパスタとピザを食べるコト」というイメージを払拭したいというのがあります。

こういう前菜をワイン片手に楽しんで最後はメイン料理… それが僕のイタリアでの食事のスタイルでした。 夜は殆どパスタを食べませんでした…そういうワイン🍷を片手に気軽に楽しめる店にしたいと思っていますが そこで生まれた当店の問題点が「前菜に凝りすぎてパスタを食べたらお腹いっぱいになってメインが出ない( ̄▽ ̄)」
という… なので最近 全体の量を少なくして単価を下げ お客様に色々楽しんで頂けるようにメニュー変更しました…

チョット話しがそれましたが…話しをワインに戻しますが…
ワインというのは本当に奥深い物で同じ品種の葡萄でも育て方 生産者の違いで幾らでも変化します… 当初俺はあまり深く考えず殆ど「ラベル丸覚え」という状態で それでも自分で料理を作り マリアージュを自分なりに感じていました…
そんなやたらめったら飲んでるだけの自分に衝撃を与えてくれた人物がいます…

彼女とはイタリア修行の2年前行ったイタリア旅行でお世話になった施設で出会いました… 俺は10日間の旅行で彼女は3ヶ月の短期留学で来ていました 数日話しただけで俺は帰国し 特に連絡も取ってなかったんですが… その後イタリア🇮🇹に渡りFacebookが日本でも流行り出した頃 ある日一件の友達リクエストとメッセージが…
「2年前イタリアでお会いした方じゃないですか?」と…
俺は「お〜懐かしい!! よく俺のコトなんか覚えてたね?」 と そこからチョコチョコ話しだし なんと彼女は3ヶ月のイタリア滞在中にワインに目覚め 帰国してからソムリエになったとか… 「マジで??? そりゃスゴイね!! じゃあ俺が帰国する時にお店に行くよ!!」というコトになり
東京にいるイタリアで一緒に働いたメンバーと会いがてら彼女が働いてる店でランチを食べたんですが…

その時の彼女のワインの知識 内容にビックリして 「たった3年位で どうやったらこんなに変わるんだ???」と心底驚きました… そして彼女が俺に言った言葉「俺は料理を作れるんだから俺がワインの知識を身につけたら もっとすごいコトになりますよ」
彼女に言われたこの言葉がキッカケでそれからワインを「考えて飲む」ようになりました…
彼女との出会いがなければ今の俺の考え方は無かったかもしれません… それだけ俺の人生に影響を与えてくれた一言でした…
それから日本に一時帰国する度に皆んなで会って話したり 1度 仕事でイタリアに来た時に一緒にボルゲリ モンタルチーノ サンジミニャーノなど当時の自分が出来る力をフルに使って あの時の恩を返したつもりです。

そこから俺のワイン駄々のみ生活が始まります( ̄▽ ̄)
詳しい話しは 又 次回に…
Ciao alla prossima A presto!!

アマトリーチェ村のアマトリチャーナ

どうも 名古屋市池下にある「Ristorantino SUSCI」です!!
イヤ〜前回のブログから大分 開きましたね…

6月6日におかげさまで「1周年」を迎えさせて頂きました
個人的にもお店でもイベントが多く ブログをアップする余裕がありませんでした…

イベントの内容としては お見合いパーティ「Cerca Amore チェルカ・アモーレ 愛を探して…」
イギリス人で ワインセミナーをしている方のワイン会…
「日本酒と合うイタリアン」

そして自分の中でも 特に重要だったのが「日伊協会さんとモンテ物産 主催のワイン展示即売会」にお料理を提供させて頂いたこと…

数ある名古屋のイタリアンの中から ウチにお声をかけて頂いたことを 非常に名誉に思います

さて 前置きが長くなりましたが… この時にイノシシの頰肉「グアンチャーレ」を大量に買いました。 「世界一ローマを愛する男」の私としてはグアンチャーレを使う料理で「アマトリチャーナ」を外すわけにはいきません

そんなワケで作りましたよ!!

一般的には上のトマトソースがポピュラーですが
アマトリチャーナ発祥の地「アマトリーチェ村」には トマトソースじゃない「Bianca」(白)が存在します。 この白アマトリチャーナ ローマにあるレストランでもメニューである所は そんなにありません…

この白アマトリチャーナの存在を知ったからには やはりローマを愛する自分としては 食べてみたいし アマトリーチェ村に行きたい気持ちが募りました… そんな俺の気持ちを汲んでくれたのが 俺のイタリアン人の親友「ピスケッロ」

彼なくして 俺のイタリア人生は語れない 俺の大事な友達です…
そんな彼が俺をアマトリーチェ村に連れて行ってくれました…

ほとんど隣のウンブリア州との境にある 車じゃなきゃいけない とんでもない山奥でした… カルボナーラや 言ってしまえば他の料理も全部そうですが 要は「イノシシや羊しかいないような所で生まれた料理」なんです… だから そんな所に「トマトなんてあるワケがない…」んです…

イタリア料理といえば トマトは欠かせないイメージがありますが 元を辿れば トマトも「伝来してきた野菜」なんです… だから えてして山奥の古典料理はトマトを使わないものがほとんどなんです…

話しが被るんで先に言っておきますが 私アマトリーチェ村2回行っております…

2回目はイタリアで一緒に働いた友達が「ど〜しても行きたい!!」ということだったのでレンタカーを借りて行きました…

私の夢の1つだったのが「イタリアで車を持つこと」でした…ローマやフィレンツェ… もちろん大好きです… しかし俺はホントのイタリアの魅力は「田舎」だと思っています… 今回のアマトリーチェ村もそうですが「この土地で… こんな風土だからこの料理が生まれた…」 俺がイタリア生活に求めたコトはまさにそこでした… もちろんレストランで働いて料理を学びたい…しかしそれ以上に「なんでこの料理が生まれたのか?」その根本を知る事が俺がイタリアに行った最大の理由なんです… しかしそんな所に行くには 車でないと時間がかかりすぎます… そこはイタリア生活での最大の俺の難関でした…

ですから こうやってレンタカーを借りてイタリアをドライブすることは最高に楽しいことでした…

折角なので 途中「ノルチャ」というイノシシと黒トリュフの産地に立ち寄り…

まあ この男は置いといて…( ̄▽ ̄)笑
俺にとっても非常に貴重な経験をさせて もらいました(^^)

さて肝心のアマトリチャーナですが…
行った2回ともなんですが この「ホテル ローマ」にあるレストランで食べました なんと「ローマ法王」も食べに来たほどのアマトリチャーナが有名なレストランです(^^)

… 普通オーダーを取りにくる時って「何を食べますか?」って聞きますよね?
ところがこの店 第一声が「赤食べる?白食べる?それとも両方?」こんな聞き方をしてきます…

まるでアマトリチャーナを食べるのが当たり前なように… ってまあ 食べに来てるんですが( ̄▽ ̄)笑

そんなんで やっとのおもいで食べたアマトリチャーナが…

写真がメッチャヘタで申し訳ありませんが…^^;
やっぱりイタリアでのパスタの最大の特徴は チーズの量ですよね… これだけ思いっきりかかってるのはチョット日本では お目にかかれないです…
自分も初めて見た時は ホントにビックリしました… お相撲さんが塩を掴むような感じでいきますから… イヤホントに!!( ̄▽ ̄)笑

さて 肝心のお味ですが… ビアンコは初めてココで食べたんで対象比較がないですが メッチャ美味かったです!! グアンチャーレの味がダイレクトに感じられて シンプルでスゴくよかったです!!
ポイントとしては ロッソより グアンチャーレを大きくカットして カリカリになるまでよく炒めてるとこです。

ロッソは本来 イタリアはソースとパスタを絡めるんですが ココはビアンコベースにチョット絡めて 上から更にかけてるって感じでした… 普通より大分マイルドで 普通トマトソースは結構煮詰めて濃厚な感じに仕上げるんですが ココのはサッと作ってシンプルに仕上げていました。 やはり「ビアンコありき」な作り方にしてるんだな〜というのが 僕の感想です。

そんなワケで 現地アマトリーチェ村で見て ローマ時代は死ぬ程作って 考えた 当店のアマトリチャーナ… ロッソもビアンコもできるので 是非 1度食べに来て下さい!!