Daily Archives: 2019年7月14日

スッシー のワイン部屋 「至高の一本」「至高のマリアージュ」

前回  当店のグラスワインの事を書きましたので ここまでは語っておきたいと思います。

「至高の一本」「至高のマリアージュ」です。

話しが繋がるので「至高のマリアージュ」からですが、 前回 当店のグラスワインは基本 赤白3本ずつ とお話ししました、これらに追加したのが「至高のマリアージュ」です。

このラインナップは現在の当店のメニューに合わせて 正に「マリアージュの為に選別」したワイン達です。

前回 「自分は基本しっかりした味わいが好み」と書きましたが、今年になり「スッキリとした味わいに中にある旨味」というのがやけに気になり出しました。

気温が熱くなってきたのもあるのでしょうが特に白ワインが気になりだし 試飲会に行くと白ばかり目に行くようになりました。

そこで 飲んだ味を 今 現在のメニューに照らし合わせて おススメしているのが「至高のマリアージュ」です。

自分の理想は「一皿一杯」の完全なるマリアージュです。

自分の思う理想のマリアージュをおススメしたいと思っています。

そして「至高の一本」ですが。

こちらは もう2、3年 やっているのですが

これらのワインは「長期熟成型」のワイン達がほとんどです。

よく赤ワインは「開けてから30分は置きたい」とか「抜栓2時間後が美味しい」というのはよく聞きます。

私が「至高の一本」に選ぶのは2時間後どころか「抜栓してから1日〜3日後」が美味しいというワインです。

コレをやろうと思ったキッカケの出来事があります。

とあるワインのインポーターさんの担当者が 試飲会の残りのワインを試飲の為に持って来てくれたのですが、その時 超絶に体調が悪くて とてもワインの試飲ができる体調ではありませんでした。

そこで そのワインを置いていってくれたのです。

そのワインは「南のバローロ」と呼ばれる「タウラージ」でした。

こんな体調では 満足に評価ができないと思い、その時は飲まずに置いておいて 体調が戻ってきたのはそこから2日後でした。

安いワインですと量にもよりますが抜栓して大体3日後には酸が立ってきているものですが

この「タウラージ」を口に付けた瞬間 何とも言えない芳醇な薫り 旨味が口の中に飛び込んできました。

「なんだコレ? メチャクチャ美味くなってる!!」あの時は 本当に驚愕でした、何せ自分では 今までこの位のレベルのワインを開けて3日おいておくと言うことをした事がなかったので 「やはり長期熟成のワインは違うな〜」と驚いたものです。

そして そこで思いついたのが「抜栓して2、3日後がこんなに美味しいのならグラスワインに出来るんじゃないか?」と言う事でした。

このレベルのワイン 当店では そんなに出る価格ではありません、しかしワングラスなら…

しかも抜栓してある程度時間が経って 最高の状態になっているものを グラスで楽しめる…」 こんないい事はないだろう!! と思いこの「至高の一本」の企画を思い付きました。

そうしてやり始めたのですが 又 そこで気付いた事がありました。

「デキャンタージュ」です。

どうしても新しいワインの時の一杯目、ボトルチェンジの時…

新しく抜栓しなければいけない時があります。

「最高の状態で最高の一杯を…」という看板を掲げてるのですから、抜栓したてをお出しする訳にいかず、仕方なくデキャンタージュしたのですが、何というか「強制的に開かせた」感があり「トキン!!」とした感覚がありました。

何か ワインが不機嫌でした…

そこで最近 自分がお客様に説明する表現として「朝4時にイキナリ叩き起こされるのと8時間ぐっすり寝てからの目覚めは一緒ですか?」とお話しします。

我ながらこの表現は いい表現だと思います(笑)

ですから 新品の時は もう素直にお客様に言います(笑)

しかし 俗に言う「高級ワイン」をワングラスで楽しめるというのは  なかなか楽しい事ではないでしょうか?

有名ワインもやりましたが、「自分が見つけてきた」 いいワインを皆様に楽しんで頂きたいと思っています。

最後になりますが、私 グラスワインの種類の説明の時に「品種」では言いません。

「さっぱりしたの、しっかりしたの、薫りがいいもの、そして 美味しいのと、とっても美味しいのとどれがいいですか?」とお聞きします。

こういうと皆様結構 笑って頂けるのですが、「分かりやすい」というお声を頂きます、もし「品種」を言って分かる方なら そこから突っ込んで御説明すればいいだけです。

私はこちらが偉そうに「シャルドネとカタラットとソービニヨン どれがいいですか?」などとお客様を威圧しなくて イイと思っています。

モチロン 私も男ですからカッコつけて言いたい場面もあります、 しかし当店では「気軽に楽しんで」飲んで頂きたいと思っています。

私がカッコつける必要はないと思っています。

当店にお越し頂くお客様はワインに詳しい必要はありません「ワインが好き」な方がお越し頂けるのをお待ちしております(^^)