やっぱり一手間か…


おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

先日アルバイトさんがテレビで「しなしなになった野菜も50度お湯に数分浸けておくと復活する」というのを見たという話しをしておりました。

確かに50度というのは野菜が1番活性化する温度らしいというのは知っており、自分は「ジャガイモ」をメイン料理によく使うのですが、生からでは間に合わないので、50度で下茹でしたのを常備しておりました。

「低温調理法」も50度前後の温度なので野菜に限らず食物全般「50度」というのはキーポイントになる温度かもしれません。

そして本題ですが、「野菜のグリル」を作る際に「どの状態の野菜で作るのが一番美味しいんだろう?」というのを試してみました。

①生野菜から焼く(多くの方はコレではないでしょうか?)

②50度のお湯に数分浸けておく(コレがかなりの手間、第一50度のお湯ってどうやったら分かるねん…)

③スチームコンベクションで50度で蒸す(元々低温調理法をする為にスチームコンベクションを買ったし、温度調節が簡単)

この3種類の野菜を焼いてみました。

そして結果ですが、ぶっちぎりで「50度で下茹でした野菜」が美味しかったです。

もう簡単に分かります。

正直「ここまで差がつく?」と思いました。

50度で下茹でした野菜は全て「甘味」というか「旨味」がかなりアップしており、他の2種類を圧倒しておりました。

そして「もうちょっと美味しくなると思ってた」スチームコンベクション野菜。

丁度生と下茹でしたの「中間の味」でした。

自分的には「コレが1番楽なので」コンベクションが美味しくあって欲しかったです( ̄▽ ̄)笑

そして1番ダメだったのが「生から」でした。

コレは調理法が「グリル」なのもありますが、まず中心に火が通る前に野菜が焦げます。

そして食べた時に他の2つに比べて「パサついていました」

他の2つは50度で下調理しているのである程度火が入っているので加熱時間が少なくて済みます。

なので食べた時に「パキッ」という焼き野菜でありながら「水々しい食感」を感じました。

そして旨味も増している…
自分が思っていたより遥かに違いが出ました。

そして知ったからにはやはり実戦投入しない訳にはいきませんが…
通常業務の中でやるのはなかなかの手間です…
まずお湯を50度に調整するのも手間、鍋自体を用意するのでコンロが1つ使えなくなる…
余分に時間がかかる…

なかなかの手間です…

最近よく言っている事ですが「美味しい物は手間がかかる」んです( ̄▽ ̄)笑

折角美味しい物を食べる手段を知ったのに自分の手間だけを惜しんで皆様に御提供しないのは「如何なモノか?」と思います。

まあ、「慣れ」の問題もあると思うので頑張って皆様に美味しいお野菜を食べて頂きたいと思います(^^)

野菜の試食に「何故ワインがある?」という事は疑問に思わないで下さいね( ̄▽ ̄)笑

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