「日本酒に合うイタリアン」の会の話し。


Buongiorno 🇮🇹

「世界一ローマを愛する男」スッシーです。

去る6/6「日本酒に合うイタリアン」を開催させて頂きました。

元々 私は「イタリアと日本の風土は似ている」という事から「ワインも日本酒も葡萄とお米の違いはあれど共通点が多い」と思っていた事がこういう会を開いているキッカケでもあります。

私自身「日本酒と合わせるイタリアンの会」というのは通算6回目になり、今回の共同開催者である「美宴」さんとも数回目、個人的にも幾度となくお話しさせて頂いておりました。

私も数回目という事で私の中で「日本酒にイタリア料理を合わせる」ロジックが幾つかありました。

一つ目は「鮮魚は合って当たり前」という事で今回は敢えて生魚系の料理はお出ししませんでした。

あと「トマトソース」などのソースまみれ というのは相性が良く無い。

という事で濃厚な「一点のソースに拘る」という事で、ありとあらゆるソースをお出ししました。

バジルソース、チーズのソース、アンチョビソース、オリーブソース、豆のソース。

そして前菜の料理はほぼ「火を通した料理」に拘りました。

私も当初「鮮魚をスライスしてレモンとオリーブオイルをかける」というメニューを出していましたが、ある意味「合って当たり前」という考えがあったのと、皆様「カルパッチョ」という料理を「鮮魚の薄切り」だと思っていらっしゃる方も多いと思いますが、本当は「仔牛の薄切り」でカルパッチョとは「人の名前」そして「ヴェネツィアの郷土料理」です。

イタリアでも最近でこそ「鮮魚」を食べますが、それでも「カルパッチョ」とは呼びません。

今回私は「イタリアの食材で調理法で日本酒に合わせる」という点に拘ってみました。

そして、自分で言った「トマトソースまみれに合わない」という言葉に真っ向ぶつかっていったパスタ。

「イカスミを練り込んだパスタの濃厚エビトマトソースパスタ」です。

トマトソースまみれは日本酒に合いませんが、海老の頭や殻で取ったスープをトマトソースで煮込みました。

ソースというより「つけだれ」のイメージでしょうか。

そこにトウモロコシの粉「ポレンタ」をまぶしたエビをフリットにして添えました。

メインは、「豚のスペアリブの赤ワイン煮込み」ストゥファート。

コレは隠し味で「八丁味噌」を入れました。

そして今回「合う」と思っていたのが「豆料理」

前菜は「白インゲンの野菜煮込み」そしてこのメインには「レンズ豆とラムのレバーのトマト煮込み」を添えてみました。

そしてドルチェも迷いました。

なんかここまできて「ティラミス」は無いだろう… と思い。

「アイスクリーム 40年熟成の味醂」をお出ししました。

この40年熟成の味醂、ほとんど「バルサミコ酢」の長期熟成と同じです。

私が普段心掛けている事は「物事の本質を知ること」そして「本物を知る事」。

残念ながら日本に伝わっているイタリアンは間違っている事が多いです。

そしてイタリアに伝わっている日本料理も実に間違いが多いです。

私は「本当のイタリア🇮🇹」を知りたいが為にイタリアに修行に行きました。

そして、6年という期間ではありますが、イタリアにドップリと浸かって参りました。

その経験を皆様にお伝えしたいという想いでこの「Ristorantino SUSCI 」を開店しました。

勿論私も「全てのイタリアの事」を知っている訳ではありませんが、私が見聞きした事を皆様にお伝え出来ればと思っております。

 

そして、今回 協同で開催して頂いた「美宴」さん、 フロアーを担当して下さった元「ツア・ディーレ」さんのIさん、Hさん。

皆様がいらっしゃらなければこの会は開催出来ませんでしたし、私としてもこのクオリティーの料理は作れませんでした。

そして会の当日は当店の8周年という事でお祝いのお花も頂きました。

皆様のお陰で素晴らしい会になったと我ながら思っております。

今後も皆様に喜んで頂ける会をできる様に「自分に真摯に」向き合って頂きたいと思います。

今回の会に携わって頂いた皆様、本当にありがとうございました。