SUSCIのイタリア話

「プーリアの変態」「ローマの変態」

Buongiorno 🇮🇹

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今回ご縁で素晴らしいオリーブオイルを手に入れる事が出来ました(^^)

プーリア産のオリーブオイルですが、コレが「新オリーブオイル」の様な「青臭さ」「辛味」が抜群に感じられる素晴らしいオリーブオイルです(^^)

私の好みにどストライクです。

私のお友達のソムリエの方がお連れ下さったのですが、このオリーブオイルに並々ならぬ愛情を注いでおられる方で御予約の時に「プーリア愛が凄い変態連れてくからよろしく」と言われて「ローマの変態」としては非常に楽しみでしたが、私の想像超えてきました( ̄∇ ̄)

当店既に3、4種のオリーブオイルを使い分けてますが、何故 私がオリーブオイルに拘るかというと「イタリアでの経験」に他ありません。

私がイタリアで最後に働いたトスカーナ地方で正に「新オリーブオイル」を味わった事があるからです。

見てください、この鮮やかな緑を…
決して科学薬品でこんな鮮やかな色になっている訳ではないですよ。

コレがホントに「青臭く」そして印象だったのが「辛味」でした。

「オリーブオイルがなんでこんなに辛いの???」と衝撃的でした。

そして面白かったのが このオリーブはシェフのお父ちゃんが自分で育てた「持ち込みオリーブ」なんです。

つまり「自分のオリジナルオリーブオイルが作れる」という事です。

メッチャ楽しくないですか?

そんな事ですっかり「新オリーブオイル」の虜になった私ですが、幸運な事に翌年に又「新オリーブオイル」を作る季節に当たります。

ところがこの年が全然ダメ…
私も試飲させて頂いた時に「えっ何コレ?青臭さも辛味も全然無い…」と逆にビックリしました。

原因は「雨」でした。

数十年に一度という大雨の年で要は「薄まってしまった」のです。

因みに言うと新ワイン「ノベッロ」もこの年は全然美味しくなかったです。

勿論いつでも「ベストな美味しい物」を味わうのは消費者としては望む所だと思います。

しかし食べ物は「生き物」です。

個体、気候 そして作り手によって変化します。

その「変化」を楽しむのも私はイイと思います。

「おっ今年は出来がいいな!!」「う〜ん今年はイマイチだったね…」などと語らいながら味わうのが楽しいと私は思います。

今回のオリーブオイル、私は「日本でコレが手に入るのはスゴイ」と思いました、何故ならこの手のオイルは「無い」のです。

お話しを伺うと「日本ではこんな尖ったオイルは売れない」という事で購入者が限られてしまう事と使う側も「どうやって使っていいか分からない」という事でレストランも購入してくれないそうです。

こういうジレンマは私もスゴく分かります。

「本物なのに…」「ホントにいい物なのに」

それを「分かってもらえない…」

この無念さは実に分かります。

私もオープン当初、ワケの分からない事を沢山言われて「そんなもんイタリアにはねえ!!」と憤慨しておりました。

しかし3年目位から私も大人になった?( ̄∇ ̄)のと

やり続けた事で「イタリアに行かれた事がある方」「ヨーロッパにお住まいだった方」などがどんどんお越し頂ける様になり私も「更に尖ってやろう」と思い出し、今年は更に尖っています。

私は「本当のイタリアを皆様に伝える」というのを主題目として店をやっております。

そこに又 こういう「熱い情熱」を持った方とお会い出来た事を非常に嬉しく思います。

「変態」最高です(^^)

その言葉は我々にとって最高の褒め言葉です。

コレからも突き抜けて行きたいと思います(^^)

 

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Tel 052-761-3308  毎週木曜日定休日

地下鉄 東山線     池下駅より3分 今池駅より5分

「バローロ村」に行った時の話し。

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

実は私 車を購入しました。

昔から欲しかったFiat500 です♪(ホントはフェラーリが欲しいのですが( ̄∇ ̄))

私のFiat500 好きは遡ること中学生の頃に見た「ルパン三世 カリオストロの城」です。

私「黄色」とか「赤」が大好きなのですが、原点はこういうのだとホントに思います。

今回も実はルパンの型の500が欲しくて探しましたが、1970年代の車で逆に高い( ̄∇ ̄)

おまけに やはり年代が年代だけに「いつ止まるか分からない」「エアコン付いてない」などセカンドカーならまだしも「1台でコレはキツい…」という判断となりました。

という訳で今の型の500を買うことにしました、「バローロ村の話しと何の関係があんねん」と思われそうですが、私バローロ村に行く時にFiat500 をレンタルしたのです。

当時、私1番好きな赤ワインは「バローロ」で「どうしてもバローロ村に行きたい!!」と思っており、行く機会に恵まれてレンタカーを借りて行く事になったのですが、「折角借りるなら500で!!」とレンタカー屋さんに頼み、丁度借りる事ができました(^^)

8年前にその行った日が何と今回自分の500の納車日と同じ日だった時は笑ってしまいました( ̄∇ ̄)

とまあ、500話しはその位にしまして、そんな訳でバローロ村に行った訳ですが。

まあ、ワインの産地はご多分に漏れず遠いです( ̄∇ ̄)

山の産地のワインはホントに車で無いと行けない位の奥地にあります。

そしてコレも全部共通「街が小さい」です。

その「こじんまり感」が又 良いのですが。

そんな街のど真ん中にワインのアンテナショップがあり、名前を見てみると何とバローロの超有名生産者「Borgogno」社のアンテナショップでした。

バローロの中でもクラシックな作り手で私も大好きなワイナリーでしたので入ってみる事に…

そこに1人の青年がいました…
ココは一応イタリア語を話せる私、ベラベラと話しておりましたが、その青年が物凄く感じが良くて、色んなワインを試飲させてくれました… しかもタダで…
多分4、5杯はご馳走してくれたと思いますが…
それはあまりにも申し訳ないので数本購入させて頂き「コレからバローロ飲む時はBorgogno を飲むよ」と言って出てきました。

そして3、4年前に分かった事なのですが…
この時の青年…何と社長の息子で現在Borgogno 社の社長である事が分かりました( ̄∇ ̄)笑

「そりゃ気前ええわ( ̄∇ ̄)笑」と思ったのと、是非日本にセミナーで来ることがあったらその時の話しをしたいです( ̄▽ ̄)

今のバローロは結構 代変わりしてきておりまして、若い経営者は革新的な作り方をしようとしており、私も何人かの生産者と話しをしましたが「もうクラシックな作り方はダメだ」とか「何か他との違いを生み出そう」としていて、私も料理人としてその気持ちは分からなくも無いですが…

そのせいか やけに「軽い」バローロばかりになってきてバローロ特有の「ドッシリ感」が無い物が多くなりました。

そして私の好きな赤ワイン1位の座から陥落しました。

私はやはりバローロはBorgogno 社の様な「ドッシリ」したのが好きですしバローロはそうあるべきだと思っています。

モチロン今の様なバローロがお好きな方もいらっしゃるでしょう。

だからワインは面白いんですけどね(^^)

人それぞれの好み、そして作り手の違い。

私はこの辺をしっかりと見極めて皆様にオススメしたいと思います(^^)

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ハーブは思ってるより倍!!

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今週のランチパスタです。

「タラコとアンチョビ ルッコラのパスタ」です。

「タラコパスタか…」と言われてしまうとそうなんですが( ̄▽ ̄)

一応私の作るのチト違います。

タマネギをアンチョビとじっくり炒めてタラコを投入、そこに白ワインと私お得意の魚のブロードで風味アップ!!

非常に味わい深くなっております。

そして今日言いたいのは上に結構載っている「ルッコラ」です。

私 ルッコラ大好きで、特に野性味のある「セルバチコ」が辛味もあって大好きなんです😘

しかしどうでしょう皆様。

日本って「〜のルッコラ」とメニューに書いてあっても2、3本「ぴよよ〜ん」と載ってるだけって多くありませんか?

気持ちはスゴく分かります だって「高い」ですから( ̄▽ ̄)

イタリアってメッチャ安くてルッコラ「バケツ」で来ます。

ピザとかに使う時でも「パクチー カチ盛り」並に盛ります。

又 コレが美味しいんですよ(^^)

イタリアに言った当初 あまりの迫力に驚き、イタリア人達に日本のピザのルッコラの量の写真を見せたら大爆笑されました( ̄▽ ̄)

「原価の違い」と言ってしまえばそれまでですが、やはりあの味を知ってしまった自分としては高かろうが使わずにはいれません。

イタリアで働き始めた時に1番驚いたのは「材料の量」です。

食材にしろ、チーズ、オリーブオイルの使う量が全然違います。

特にハーブは本当に「自分の感覚の倍」使っていました。

今 私は「美味しい料理を作るコツ」は「食材をケチらない」事だと思っています。

「たかがランチ、されどランチ」です。

自分はこの辺りはやっぱり譲れない所ですね。

私が作る「タラコパスタ」

是非食べてみてください(^^)

 

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イタリア Euro2020 制覇!!

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

いやいや、今日は朝から上機嫌です(^^)

イタリアがEuro2020で優勝しました🏆(^^)

思えば2006年のワールドカップ以来、イタリアは経済低下もあり、段々とレベルが下がってしまいました…
かつては世界の名だたるトッププレーヤーがイタリアでプレイする事を望んでいたのに…

サッカー好きでもある私は非常に残念でした…
そんな中 奮闘したのが私がイタリア修行中の2012年、Euroで決勝迄進み「久しぶりの優勝か?」と思われた時にスペインに「0-4」でボッコボコにされました。

もう、なんか準優勝とか言えない位のフルボッコで見ていても点が入る気が全くしませんでした。

そこから2年位スペインが無敵状態になりましたが…
イタリアはワールドカップ2回連続で予選敗退…
そしてトドメにあろうことか「ワールドカップに出れない」というメチャクチャ不名誉な事件を起こしました。

まあ、あの時はつまらなかったですね(。-_-。)

イタリアのサッカー熱はホントに物凄いです。

皆様 想像はつくでしょうが… いや見た事が無い方は想像を超えると思います。

通常のローマダービーでさえ「店休み」

ワールドカップやユーロの時は「準決勝と決勝は店休み!!」とオーナーが宣言してましたから( ̄▽ ̄)笑

今回の決勝もなかなかの綱渡り状態でしたが…
「ここ1発」のイタリア人の集中力はスゴイです。

普段の営業時は自分もイタリア人に負ける気はしませんが、パーティーとかの時の「ガッっ」と行く時の集中力はついていけない位でした。

「お前ら出来るんなら普段からやれや!!」とホントに思いました( ̄∇ ̄)

そんな愛すべきイタリアの久々の戴冠!!

ホントにおめでとう!!

Auguri Italia!!

 

トスカーナの話し

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

先日 実に面白いお客様がお越し下さいました。

当店に初めてお越し下さったのですが、大学時代からの御友人がトスカーナにお住みだそうで何度もイタリアに行ってらっしゃるという方で面白いお話しさせて頂きました(^^)

もう還暦を迎えられるというお客様、その大学時代からのお友達とは 相当なお付き合いです。

そのご友人の方も最初は「何年かしたら日本に帰るよ」とか「子供が小学校に入る前に帰るよ」とかおっしゃられたそうですが、一向に帰って来られないそうです( ̄∇ ̄)笑

「いや その気持ち分かりますわ〜」とお話しして「いや逆にもう老後はイタリアでのんびり過ごしたいと思いますよ( ̄∇ ̄)」とお話しさせて頂きました。

お話しを伺っていると どうも自分も何回か行った「サンジミニャーノ」のお近くに住んでらっしゃるようで懐かしい気分になります。

そしてご友人と一緒に「キアニーナ牛のTボーンステーキ」に「キャンティ クラッシコ」という王道パターンも楽しまれたそうで、私もイタリア最後はトスカーナ州で働いておりましたので、キャンティの葡萄品種「サンジョベーゼ」は大好きな品種で、丁度 グラスワインも用意してありますので それをお勧めさせて頂きました。

このコロナ禍でご友人も「何も出来ない」と嘆いていらっしゃるとの事、世界的に大変ですね。

当店のお客様も「旅行に行けない」と嘆いていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。

仮に行けるようになったとしても観光地の状態が整っていなくて楽しめないような気もします…

そんな皆様に当店で少しでも「イタリア気分」を味わって頂ければと思います(^^)

私もイタリアの話し出来てとても楽しい時を過ごさせて頂きました。

又の御来店を心よりお待ちしております(^^)

今日は「国際女性デー」です。

おはようございます。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

本日は「国際女性デー」です。

Auguri Tutte le donne!!全ての女性の方 おめでとうございます(^^)

というのがイタリアの定型文です。

イタリアではこの日「ミモザ」をプレゼントします。 日本ではあまり見かけ無いと思いますが、イタリアでは結構「その辺に生えてる」ので親友のイタリア人と取りに行ってました。

そしてレストランの女の子全員にプレゼントする為に朝方の4時位迄かかって花束を作ると言う「ロマンチック野郎」な事をしておりました( ̄∇ ̄)

そして当店でもソムリエの早川先生と共に「ミモザの会」と称してワイン会を行っておりましたが、このコロナ禍で今年は開催を断念せざるを得ない状況です。

そんなんで今年はミモザを飾る事すら忘れておりました^_^;

ダメですね、気が緩んでます…
気を引き締める為にも早くコロナの終息を願うばかりです。

そして、色んなワイン会を又 開催したいと思っています。

更に余談ですが、昨日ウチのルーマニア人のアルバイトさんと話していたのですが、ルーマニアでは3/1に女性から男性にプレゼントして3/8に男性から女性にプレゼントするそうで「赤と白のコンビネーション」の物をプレゼントするそうで、ブレスレットやブローチをプレゼントするそうです。

コレは僕も初めて知りました。

イタリアにいたルーマニア人の友人達はやっていませんでしたし…
こういうユーロッパの風習って結構同じだと思ってましたが…
イヤ 面白いですね こういう話し大好きです(^^)

こんな時だからこそAuguri tutte le donne!!

全ての女性に幸あれ!!(^^)

 

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自分の考え方を変えた店。

おはようございます。

名古屋池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

いよいよ明日はクリスマスイヴです。

約10年前のこんな日に私はミラノにいました。

当日新しく働き始めた店がクリスマス、正月とぶっ続けで働くのでその前に3日間の休みを貰ったので初めてミラノに行く事にしました。

1度ミラノに行って見たかったのと、最大の目的はこの店に行く事でした。

ミシュラン2つ星の名店「Ristorante SADLER 」

ローマにいる時からここのシェフClaudio Sadler の本を持っていて「ミラノに行く事があったら絶対に行きたい」と思っていたのでこの機会に行ってみました。

この時がミシュランの星付きの店に入るのが初めてで無茶苦茶緊張しました。

緊張し過ぎて料理の写真がブレまくってます( ̄▽ ̄)笑

料理を初めて食べた時、ハッキリ言って何が何だかさっぱり分かりませんでした。

まるで未知の料理、未知の味… 兎に角美味しいのですが、コレが何なのか、どうやって作っているのかさっぱり分かりませんでした…
そしてコレだけは今でもハッキリ覚えているのですが、メインに頼んだ「仔牛のフリット」コレを食べた瞬間に「後頭部が痺れました」

皆様ありますでしょうか? 美味しすぎて「後頭部が痺れる」という感覚が…

その時の私の感想は「美味しい」ではなく「なんだコレ???」でした。

そんな時に何故かシェフのClaudio Sadler氏が自分のテーブルに来てくれました。

日本人が1人で来ていたのが珍しかったのでしょうか?

自分が料理人である事を話し、当時私が働き始めた店のシェフの事も知っていました(ミシュランの星付きのシェフはやっぱり繋がっているのでしょう…)

そして私はこんな事をミシュランの名店のシェフに宣いました「俺は日本人だけどイタリア料理を作っている、だからイタリア料理でも全てのイタリア人に勝ちたい、シェフ貴方にも勝ちたい…」と…

今思えば「よ〜言ったわこんな事を( ̄▽ ̄)」と思います。

シェフは「Bravoじゃあ沢山修行しないといけないな」と言って写真を撮ってくれ、新しく出てまだ買ってなかった本にサインを書いてくれました。

自分がローマのマフラーをしているのを見て「お前ロマニスタか? 俺はインテリスタだ!!」と言って「Win Inter」とサインしてくれたお茶目な所もありました。

この店での食事以来「美味しいは当たり前… 人に感動を与える料理を作りたい」と思う様になりました。

「美味しい…だけでなく なんだコレ? こんなの食べた事無い!!」という料理を目指す様になりました。

そこから自分の「ミシュランかぶれ」が始まり北イタリアにいる時は「ミシュランに載ってる店しか行かない」という時期がありました。

ミシュランの店で修行して覚えたのは色んな技術もそうですが、「味を融合させる」という事で色んな物を組み合わせる事によって未知なる味を生み出していました。

その元となっていたのが「ブロード」(出汁)でした。 ローマにいた時から凝り出していたのですが、更に洗練されたブロードの作り方、そして使い方… 自分がミシュランの店で1番覚えたのがコレで今の自分の料理の「礎」になっています。

自分の料理人人生の中で決定的な出来事を与えてくれた店。

一生忘れられない店です(^^)

パスタ無しコースってどうなんだろう?

おはようございます。

名古屋池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

昨日は旦那様がお誕生日の若い御夫婦が御来店頂きました。

こんな状況でもやはり誕生日はお祝いしたいですよね…
当店はコロナ対策を可能な限り行い 皆様をお待ちしております。

さて、昨日はコースでの御予約を頂き、丁度仕込んだ所でした「丹波の黒鳥のカチャトーラ」をお出ししました。

 

そして最後に「どれも美味しかったですけどカチャトーラが凄かった、あんなカチャトーラ食べた事が無い、今まで食べたカチャトーラは一体何だったんだろう?」と嬉しい御言葉を頂き、「付け合わせの野菜もメチャクチャ美味しかったですけど特別な野菜なんですか?」と聞かれたので。

「有機野菜で美味しいですけど、もっとポイントは50度のお湯に少し浸けておいて旨味を引き出してからオーブンで焼いてます、生のままからフライパンで焼いてもこうはいきませんよ」

と一応僕の秘密?もお話しさせて頂きました。

お若いですけど、凄く感じのいい御夫婦でホントこういうお客様にお越し頂けると気分良く営業できます(^^)

さて、そんな上がった気分の所でお褒め頂いたカチャトーラが少し半端が出てしまったので「自分も食べるか…」と思い「でも、そうするとパスタ食べたら多いな…」と思い「よし、今日はパスタ無しにしよう」とこんなメニューにしてみました。

「件のカチャトーラと有機野菜のグリル」「生ハムのサラダ」「カルチョーフィ  のブルスケッタ」「レッドカレースープ」そして当然「赤ワイン」です。

元々私 イタリアにいた頃は晩御飯にパスタはあまり食べませんでした。

休みの日に家で食べるとかだともっとシンプルに「ジャガイモのオーブン焼」「サラダ」「肉500g」「ワインボトル1本」こんな感じでした。

イタリア人って結構こういう食べ方するんです…
なので私もよくお客様に「別にパスタなんか食べなくても良いんですよ」と言うのですが、「やっぱり最後にパスタ食べたい」と仰られる方がほとんどで、当初「シメにパスタ」と言われた時も「は?」と思いました。

何故ならパスタは「Primo Piatto」(プリモ ピアット) 「1番目の皿」言って最初に食べます。

厳密に言えば「前菜」「パスタ」「メイン」「ドルチェです。

ここで1つ出てくるのが「イタリア料理はコース料理では無い」という事です。

基本「好きな物を好きなだけ食べる」がイタリアで日本では当たり前「シェア」もしないですしピザも1人で1枚食べます。

そして量が多いので全種類の皿を食べるのはなかなか難しいです。

僕も大体2皿です。

行く店のメニューによりますが、「前菜とパスタ」「前菜とメイン」「「パスタとメイン」こんな感じで、たまにメチャクチャ美味しいお店だと全カテゴリー注文しますが、パスタかメイン可能な物を「半人前」にしてもらいます。

なので今回の様なメニューもアリだと思うのですが… でも実際に夜でもちゃんと食事をされたお客様中でパスタ食べられなかった方って2組くらいなんですよね…

ラストなんて皆様「僕のパスタ」食べに来て頂いてる様なモンだし…
でも最近「ビストロ」とか「スペインバル」とか流行ってますが、パスタ系無いですよね… 皆様ああいう時は不満は無いんですかね?

私の知り合いのドイツ料理店にお勤めのソムリエさんに聞いたのは、お客様によく「パスタ無いの?」と聞かれ流石にパスタを出す訳にもいか無いので苦肉の策でマカロニみたいなのを出す、と伺いました。

最近なんかイタリアンが「ビストロ」や「スペインバル」に押されてる気がするので チョット気になっています。

皆様 ご意見があればお聞かせください( ̄▽ ̄)

 

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魚料理 赤ワインで作る?

おはよう御座います。

名古屋 池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

最近寒くなってきたので暖かい料理が作りたくなり、こんな物を作ってみました。

「Caciucco Livornese 」(カッチュッコ リヴォルネーゼ)と言います。

自分がイタリアで最後に住んだ街「チェーチナ」の近くで「漁港」の街です。

なのでいわゆる「漁師飯」な感じですかね…
コレは売り物にならない小魚をもうホントにそのまま、内臓やウロコも取らずにそのまま鍋にぶち込みトマトと赤ワインで煮ます。

まずココで自分は「えっ魚料理なのに赤ワインで煮るの???」と思いました。

まあトマト煮込みなので赤でもいいっちゃイイんですけど…
「さすが赤ワインの州トスカーナ( ̄▽ ̄)」と思いました。

働いた店のシェフのお父ちゃんも絶対赤ワインしか飲みませんでした。

魚料理だろうが、暑い夏だろうが絶対「ワインは赤」…
イタリア、トスカーナのガンコ親父でした( ̄▽ ̄)笑

さてこの料理ですが、作る工程は難しいものではありませんが、兎に角時間と面倒がかかります。

まず鍋に材料ぶち込んで… どうでしょう、モチロン量にもよりますが… 魚5kgに対して4時間は煮込みます

まずコレでずっとコンロが一機潰れるので営業の邪魔です( ̄▽ ̄)

そしてココからが面倒くさい。

煮込んでグッタグタになった魚や野菜を濾します。

コレをシノワでやるので、まあメンドイんですよ。

この濾す工程があるので内臓もウロコもそのままなのです。

目が細かいと「とっとと落ちんかい!!」というくらい濾せません、しかしその濾したエキスが肝心要の「旨味」なので手が抜けません。

そしてこの考えは万国共通…「大量に作った方が美味しい」( ̄▽ ̄)

なので店にある1番大きい鍋 フルサイズで仕込むのでボチボチデカいです( ̄▽ ̄)

ココで大体1日目が終了します。

そして2日目、このスープにムール貝、アサリ、タコ、イカ、海老などなどを入れ更に2、3時間煮詰めていきます。

そして最後は塩やハーブ、オリーブオイルなどで味の調整をします。

長時間煮込んでいますので「魚介のスープ」などとは一線を画します。

あとこの味わいはやはり「赤ワインで煮込んでいるから」という気がしないでもないです… 白ワインで試しに作ってみた事がないんですよね…

試して あんまり美味しくなかったら恐ろしい事になるので( ̄▽ ̄)笑

出来上がりはこんな感じですが…
この料理に大事なのは「パン」です。

パン無しでは食べるの無理!! というレベルです。

そしてココでひとネタですが… イタリア人モチロン「パン」は大好きでしかも最初にスープに浸して「グタグタ」になったパンが基本好きです。

自分はこの料理が食べたくて、シェフに美味しい店を聞いてリヴォルノに出かけました。

他の料理も美味しくて前菜、パスタも食べちゃったんですよね…
イタリアは一皿がデカイので、僕も普段は2品しか食べないんですけど… 美味しい店は前菜、パスタ、メインいくのですが、何かはハーフサイズにしてもらいますが 今回は全部ハーフサイズができない料理で「まあ行くか…」と覚悟を決めました。

そしてカッチュッコがテーブルに来ます… まあまあ迫力です( ̄▽ ̄)

そして一口食べる… 「美味い!!」濃厚な味わいが堪らない!! 「このスープはパン無しでは食べれない」とパンも同時に食べます。

上の具材をひとしきり食べた後に「ん?なんだコレ???」と皿の底に何かあるのを見つけます。

なんと底にはパンがありました。

「おいおいおいおい 何最初から入れとんねん!!」と本気で思いました。

何とグタグタパン好きのイタリア人 最初から底に轢いておりました( ̄▽ ̄)笑

因み言ってしまうと僕は「カリカリパン」が好きなんです( ̄▽ ̄)  グッタグタになったパンは好きじゃないんですよね…
日本人の方って結構そうじゃないですか?

イタリア人ってパスタとリゾットのアルデンテには拘るのに他の食材は全部グッタグタなのが好きで、逆に「何でパスタだけあんなにこだわんねん( ̄▽ ̄)」というレベルです。

結構ギリギリで食べてた自分にこの底から出てきたパンは戦意を失うには十分でした( ̄▽ ̄)

あえなく撃沈… 完食は無理でした。

そしてこの後がイタリアならではですが、カウンターバーに座って自分が料理人である事、近くの街から出て来た事などを話してグラッパをご馳走になり、奥からシェフも出てきて色んな事を教えて貰いました。

僕はこの瞬間が大好きです(^^)

こういうイタリア人の気さくな所が大好きです(^^)

色んな店でこういう事を体験しました、なので今 自分の店でも、こういう機会があればお客様とお話しするのを心がけています。

こういうイタリアでの自分の体験が、今の自分、店のスタイルを作りました。

私が味わったイタリア… 皆様にお伝えしたいです(^^)

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一体どちらが良いのでしょうか?

おはようございます。

名古屋、池下の「世界一ローマを愛する男」スッシー です。

今回、インポーターさんから面白い物が来ましたた。

北イタリア、ピエモンテ州の名門ワイナリー「Contratto」社のリキュールです。

AperitifはAperol をBitterはCampariをContratto 社独自の製法で「人工着色料無し」で昔ながらの製法で作った物だそうです。

実は私も今回初めて飲みました。

写真では分かりづらいのですが、グラスに注いで並べてみると色の違いは明白です。

飲み比べると違いはもっと分かります。

ハーブの香りや味の出方が全然違います。

人工着色料を使ってないのでより「自然」な感じがします。

どちらが好きか?と言われるとチョット迷いますね… やはり自分は長年「着色料あり」を飲んできたので…
私は別に「健康主義者」で無農薬野菜や化学調味料を使って無いわけではないので…

う〜ん でもやっぱり「人工着色料無し」の方が自然に飲める感じがします。

色目はやっぱり着色料ありの方がすごく鮮やかなんですよね… カクテルみたいに出す以上「見た目」はすごく重要ですから…

このContratto社も凄く由緒正しいワイナリーです。

しかし途中からオーナーの変更に伴い「一般的なワイナリー」になってしまったそうです。

そして2011年に今の所有者になり、スプマンテ専門ワイナリーに原点回帰、このリキュールも昔ながらの製法で復活させたそうです。

それを恐らく今のAperolやCampariは人工着色料などを使い、安価に簡単に作れるようにしたのでしょう。

しかも見栄えも良いですからね…
う〜ん どちらが良いかは正直 自分も迷う所ですが…

「自分を貫く」姿勢、私は好きですね^_^

 

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